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My Story 日本語

京都生まれ、滋賀県在住です。

子どもの頃の私は、とてもおとなしく、
自分の気持ちを表に出すことが
あまり得意ではありませんでした。

そんな私が、小学校高学年の頃、
授業で詩を書く機会があり、
その詩を学級文集に載せてもらったことを
今でもよく覚えています。

文章にすることで、
自分の中にあるものを表現できる。

そのとき初めて、
そんな喜びを知ったように思います。

成長するにつれて、
少しずつ明るく活発になっていきましたが、
昔から変わらず好きだったのは、
物語や空想の世界、
そして美しいものを見ることでした。

ガラスのように透明なもの、
半透明の素材、
淡いパステルカラー。

はっきりと強く主張するものよりも、
どこか透けるようなものや、
やわらかな色が重なり合うものに
心惹かれてきました。

そして、
フランスのロココ時代の優美な世界と、
日本の平安時代の雅な世界も
昔から大好きでした。

中でもマリー・アントワネットには強く惹かれ、
彼女やフランス革命、
ルイ14世からルイ16世へと続く時代について、
夢中になって本を読みました。

その思いもあり、
大学ではフランス語を専攻しました。

中学生の頃、
テレビのフランス語講座から聞こえてきた
フランス語の響きを
とても美しいと感じたことも、
ひとつのきっかけです。

実際にフランスを訪れ、
ウィーンからマリー・アントワネットの足跡を
自分の足でたどったこともあります。

彼女がかつていた場所に立つと、
遠い時代のことなのに、
その時代がすぐそばにあるような
不思議な感覚になりました。

一方で、
平安時代の十二単に見られる
色や布の美しい重なりにも、
昔から惹かれてきました。

フランスのロココ時代と、
日本の平安時代。

まったく違う場所と時代なのに、
重なり合う色や布、
扇の向こうからそっと言葉を交わすような姿、
静かに思いを伝えるような世界に、
どこか共通するものを感じています。

そんなところも、
私がこの二つの時代に
惹かれ続けている理由なのかもしれません。

大学卒業後は、
飛行機が好きだったこともあり、
関西空港で国際線に関わる仕事をしました。

さまざまな国の人や文化に触れた時間は、
今でも大切な思い出です。

その後は大学医学部で秘書として働き、
それまでとはまったく違う医療の世界で
多くのことを学びました。

尊敬できる先生のもとで働けたことも、
私の人生の中で
とても大切な時間になりました。

その一方で、
忙しい毎日の中で
心が疲れてしまう時期もありました。

そんな中で少しずつ
自分の時間を取り戻していき、
2026年1月の終わり頃、
ふと、紙の擦れる音や
シールを台紙から剥がす音を
とても心地よく感じた瞬間がありました。

その音に惹かれるように、
ペーパーとシールを買い、
コラージュを始めました。

最初は、
紙やシールをたくさん貼って
空いているところを埋めていくものなのかな、
と思っていました。

けれど、
ぎゅっと詰め込まれたような作品には
どこか違和感がありました。

少し余白を残して作ってみると、
それが自分の中で
とても心地よく感じられました。

作品を作り続けるうちに、
余白があるからこそ、
そこに物語や文章、
そして自分の感情を
重ねることができるのだと
少しずつ気づいていきました。

私にとって余白は、
何もない場所ではなく、
作品が息をするための場所なのだと思います。

シールやペーパーを眺めていると、
ふわっと物語が浮かんできます。

そこから生まれたイメージをたどりながら、
ひとつの小さな世界を
形にしていく時間が、
今はとても楽しくて仕方がありません。

そして作品をあとから見返すと、
そこにいる誰かが、
実は自分自身だったと
気づくこともあります。

「こんなふうになれたらいいな」

「あの頃、こんな気持ちだったな」

そんな願いや記憶、
そして、
嬉しかったことも、
寂しかったことも、
つらかったことも。

これまでの人生で感じてきたものが、
知らないうちに作品の中に現れ、
少しずつ今の世界につながっているのだと思います。

ペーパーコラージュと出会って、
これまでうまく言葉にできなかったものを、
ようやく自分らしい形で
外へ表せる場所を
見つけたように感じています。

これまでの人生にも、
幸せなことはたくさんありました。

同時に、
つらかったことや
心に残っていることもありました。

けれど今、
作品を作っている時間は、
そんな過去のすべてを
やさしく包み直してくれるように感じます。

人生の中で、
こんなにもワクワクしながら
何かに夢中になれることがあるんだと、
自分でも驚いています。

今の私は、
これまででいちばん
自分らしく生きているように感じています。

このホームページを通して、
私が作る小さな紙の世界を、
より多くの方に
見ていただけたら嬉しいです。

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